ここの作業は主にko-jiya528さんサイトを参考にさせていただいております。
ソースからインストールするので必要なグループとユーザーを作成する
groupadd -g 89 postfix
groupadd -g 90 postdrop
useradd -u 89 -g 89 -d /dev/null -s /bin/false postfix
ユーザーディレクトリを/dev/null に指定しているためwarning が出ますが
ユーザーは作られています。
Postfix はログインするはずがないのでセキュリティーを上げるために
この指定をするそうです。
warning がお気に召さない方は通常使われる/var/spool/postfixをどうぞ
最初に入っているSendmail を止めてデーターを退避させる
/etc/rc.d/init.d/sendmail stop
chkconfig –del sendmail
mv /usr/sbin/sendmail /usr/sbin/sendmail-OLD
mv /usr/bin/mailq /usr/bin/mailq-OLD
mv /usr/bin/newaliases /usr/bin/newaliases-OLD
・setuid権限を削除 (2755→0755)
# chmod 755 /usr/sbin/sendmail.sendmail
postfix をコンパイルするときに必要なライブラリ関連をインストールする
yum -y install db4*
yum -y install mysql-devel
yum -y install openssl-devel
コンパイル準備
作業はpostfix というディレクトリを作ってその中で実行します
mkdir postfix
cd postfix
このディレクトリの中に本家からDLしたPostfix のソースアーカイブと
ko-jiya528さんのサイトで公開されている「postfixの(SSL対応)のインストール」
にあるpostfix-2.8-sleep.patch(パッチファイル)を置いてください。
これはオリジナルをko-jiya528さんが修正したものです。
ソースの展開
tar zxvf postfix-2.8.8.tar.gz
chown -R root:root postfix-2.8.8
cd postfix-2.8.8(実際に作業するディレクトリです)
コンパイルとインストール
patch -p1 < ../postfix-2.8-sleep.patch(先に作ったパッチファイルを当てます)
make tidy
pfixcfg.sh というコンフィグシェルスクリプトファイルをここに作成します
source pfixcfg.sh
make
make install
インストール中に出てくる問い合わせにはすべてEnterで進めてください
インストールに成功すれば諸注意を表示してコマンドプロンプトに戻ります
2.2 Postfix の初期設定へ進む