2.3.1 セカンダリ側の設定

/etc/hosts の設定
$myhostname と$mydomain で記述したサーバー名やドメイン名を
hosts に書かないとうまく起動してくれないことがあります。

/etc/postfix-second/main.cf の設定
セカンダリ側で動かすドメインで基本的な設定をします。
inet_interfaces = 192.168.0.2
mydestination = $myhostname, $mydomain
上記のように受け取るIP のみを指定し、特に問題なければlocalhost は
マスター側に任せるように設定ます。
また、末尾のほうに
master_service_disable = inet
という設定がありますが、init だけを消して
master_service_disable =
のようにします。

/etc/postfix-second/master.cf の設定
master.cf はマスター側と同じ設定になりますのでそちらを参考にしてください

/etc/postfix-second/ に必要なファイルをマスター側からコピーする
white-list.txt
tarpit_client
access
postscreen_access
ファイルの中身は同じものでも構いませんし、そのドメイン独自の設定でも
問題ありません。
access ファイルはコピーした後postmap の実行を忘れないでください。
postmap /etc/postfix-second/access

/etc/dovecot.conf の設定
設定ファイルの後半にあるsocket listen {} 行の中を赤文字に合わせて設定します。
設定を保存したらDovecotを再起動します。
/etc/rc.d/ini.d/dovecot restart

これでPostfix マルチインスタンスの運用準備が完了します。

次は
2.3.2 マルチインスタンスでPostfixの起動へ進む

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